MLSはMGM Resorts International(MGM)と4年間の業務提携を結んだ。MGMは、多くのカジノやリゾートを運営する企業で、スポーツ賭博にも携わっている。
同社はNBA、NHL、MLBとも業務提携を結んでおり、2019年3月に東京ドームで開催されたMLB開幕戦では冠スポンサーも務めた。
MLSがスポーツ賭博業者と業務提携を結ぶのは今回が初めてである。
今回の契約で、MGMはMLSから選手や試合のデータを取得し、同社が運営するスポーツ賭博に活用することになる。
また、MGMとMLSは共同で、スポーツ賭博用のアプリや無料でプレーできるゲームも開発する予定だ。
それらに加えて、MGMには、ピッチ横の看板広告やテレビ中継時のコマーシャル、スポンサーシップ・アクティベーションの機会も提供される。
今回の契約に際して、MLSのGary Stevenson氏は「スポーツ賭博には、新規ファンを引きつけ、既存ファンをさらに引き込む力があります」と語った。
一方で、MLSに関してMGMのScott Butera氏は「他のスポーツと比べると規模は小さいが、これからもっと伸びる可能性を秘めています」と言う。
参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/03/18/Marketing-and-Sponsorship/MLS-MGM.aspx
https://www.nikkansports.com/baseball/mlb/news/201902260000201.html