NBAの海外戦略とソーシャルメディア

NBAは海外戦略の一環として、各チームが独自のコンテンツを投稿できるソーシャルメディアの幅を拡大した。

従来、NBAチームが海外のファン向けに使用できるソーシャルメディアは、Facebook、Twitter、YouTube、そしてInstagramの4つであった。今回これらに加え、Twitch、Reddit、TikTok、そしてFacebook Watchの使用が認められた。

今後各チームはリーグの許可を得ることなく、これらのソーシャルメディアを活用できるようになる。たとえば、メンフィス・グリズリーズが渡邊雄太選手のダンス動画をTikTokに投稿することもできる(なお、試合のライブ配信は対象外である)。

さらに、NBAは中国最大のソーシャルメディアWeiboを使ったスポンサーシップも解禁した。NBAの各チームはすでにWeiboのチャンネルを持っているが、今後、各々のチームチャンネル上でスポンサー企業の宣伝をすることが可能になる。

NBAは四大リーグの中でも特に国際色が強く、海外ファンも多く抱える。たとえば、今シーズン開幕時に登録された選手のうち108人がアメリカ国外出身で、その出身国は過去最多タイの42か国に上った。およそ4分の1の選手が外国人選手で、全30チームが最低一人は外国人選手を登録している計算になる。

今回のルール改正は、NBAの海外人気をさらに盛り上げるために、各チームが展開できる海外マーケティングの幅をリーグが広げた形だ。

ミルウォーキー・バックス会長のPeter Feigin氏は「NBAの全チームがアメリカ国外にファンベースを広げたいと思っている。今回のルール改正によって、我々はよりカスタマイズされたメッセージをファンに届けることができる」と語る。

参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2019/02/04/Leagues-and-Governing-Bodies/NBA-rights.aspx

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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