サッカーメキシコ代表、AT&Tスタジアムを「本拠地」に

サッカーメキシコ代表は、1966年以来、メキシコシティにあるEstadio Aztecaを本拠地と位置付けてきたが、同チームの本拠地が新たに加わるようだ。

Soccer United Marketing(SUM)は、テキサス州アーリントンにあるAT&Tスタジアム(NFLのダラス・カウボーイズの本拠地)をメキシコ代表チームの「アメリカにおける本拠地」とする戦略を明らかにした。
※SUMはメキシコサッカー協会のアメリカにおけるビジネスの代理店

今回SUMは、ダラス・カウボーイズ、FCダラス、そしてダラス・スポーツコミッションと4年契約を結んだ。主な合意内容は以下の通り。

・メキシコ代表チームがAT&Tスタジアムで毎年親善試合を開催する。
・親善試合の前には、ダラスのダウンタウンで「Fan Fest」というフェスティバルを開催する。
・地元の小学校で行う教育プログラム等の様々な草の根活動にメキシコ代表の選手たちが参加する。それらの活動をダラス・スポーツコミッションがサポートする。
・カウボーイズはメキシコサッカー協会と協力し、お互いの選手を用いたクロス・プロモーションを展開する。
・FCダラスは、メキシコ代表の選手たちと共同で、サッカークリニックを開催する。

2002年以降メキシコ代表は、80以上の親善試合をアメリカのスタジアムで開催してきた。これは、同チームが同時期にメキシコで開催した試合数のおよそ4倍である。

たとえば2017年は親善試合を5試合、それぞれ別のスタジアムで行い、その平均観客数は6万人であった。特に、3月27日にAT&Tスタジアムで行われたクロアチアとの試合は7万9182人が観戦に訪れた。SUMの調査によれば、メキシコ代表のファンは全米に4000万人いるという。

なお、今回の契約は、ダラス・スポーツコミッションがメキシコサッカー協会に持ち掛けたという。

SUMのCamilo Durana氏は「メキシコにおけるAztecaのような代表チームの本拠地をつくることが目的だ。メキシコ代表がここに長く腰を据えられるようにしたい」と語る。

参考文献:
https://sportsday.dallasnews.com/other-sports/moresports/2018/11/28/mexican-national-team-play-att-stadium-year-2022
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2018/12/03/Events-and-Attractions/Mexico.aspx

投稿者:

akiraasada

テキサス工科大学スポーツマネジメント学部で教員をしています。専門はスポーツマーケティング。特に、人がスポーツファンになるメカニズムを研究しています。

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