Fanaticsは現在300を超えるグッズショップおよびショッピングサイトを運営しており、北米スポーツリーグ(NFL, MLB, NBA, NHL, NASCAR, MLS, PGA)、大手メディア(NBC Sports, CBS Sports, FOX Sports)、そして200を超える大学・プロスポーツチームのグッズを販売している。その中にはマンチェスター・ユナイテッド、レアル・マドリード、マンチェスター・シティといった海外チームも含まれている。
急成長するFanaticsは、投資の対象としても注目されている。
たとえば2017年、NFL、NFL選手会、MLB、MLSがFanaticsへの出資を発表。その額は、NFLが9500万ドル、NFLPAが500万ドル、MLBが5000万ドルであったと報道されている。2018年には、NHLも1000万ドル程度を出資する方針であると報道された。
スポーツリーグ以外では、2017年、Softbankが10億ドルを出資。この契約によってFanaticsは、Softbankが持つアジア圏におけるビジネスのノウハウも獲得することを期待しているという。
2017年に行われたインタビューの中で、FanaticsのMichael Rubin氏は「Fanaticsのビジネスは、野球で例えれば、まだ2回だ」と語った。 Rubin氏によれば、北米のプロスポーツに比べ、大学スポーツおよび国際マーケットには、まだFanaticsの成長の余地があるという。
参考文献:
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2017/05/08/Leagues-and-Governing-Bodies/Fanatics.aspx
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2017/11/06/Marketing-and-Sponsorship/Fanatics-MLS.aspx
https://www.sportsbusinessdaily.com/Journal/Issues/2018/02/19/Marketing-and-Sponsorship/Lefton-Report.aspx
https://www.sportsbusinessdaily.com/Daily/Issues/2017/09/06/Finance/Fanatics.aspx
https://www.sportsbusinessdaily.com/Daily/Issues/2017/11/30/Dealmakers-In-Sports/Fanatics.aspx
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